運動することの脳への効果
皆さん、運動していますか?
なぜ、運動してるのでしょうか?
健康のため、ダイエット、体力維持、体型のためなど、いろいろありますよね^^
実は、脳にもいいということを聞いたことがあるでしょうか?
運動の脳への効果、脳に興味ある方、運動している方、ご参考ください。
脳にもいんですね!
こちらも、ご参考ください!
運動が脳に直接いいこと
エクササイズで、頭がよくなり、また、うつから立ち直ることもできるそうです。
ネズミでの実験によると45日間エクササイズしたネズミの海馬の神経細胞は、しなかったネズミよりも15%増えていたようです。通常27万個のものが、31万7000個になっていたそうです。
(海馬は、記憶にとって重要な器官で、経験で得た情報を記憶し、必要に応じて呼び出しを行う部分です。)
また、イリノイ州のセントラル高校で、補修した生徒を授業前にランニングをする方としない方に分けたところ、ランニングしなかった方が10.7%だったのに比べ、した方の生徒は、17%も成績が伸びたようです。
その後、補修対象の生徒だけでなく、全校に取りいれたことで、常に州のトップ10の高校に入っていたそうです。
順番としては、エクササイズしてから、学習するのがよいようです。
エクササイズすると、あたらしい神経細胞が生まれます。
それが、脳の回路として定着するには、脳に刺激を与える、つまり学習することが必要とのことです。
(同時にやったり、順番が逆ではいけないようです。)
運動しましょう! その後に、勉強しましょう!
また、活性酸素にまつわる、このような話もあります。
食べ物をエネルギーに変換する際に、活性酸素が発生します。
肺に取り込んだ酸素のうち、2%くらいが、活性酸素になるようです。
この活性酸素は、神経細胞の膜や遺伝子を破壊するので、アルツハイマー病、パーキンソン病、ALSなどの原因になると考えられているようです。
そして、エクササイズが、ここでも活躍して、脳を活性酸素から守ってくれることが、マウスを使った実験で証明されています。
1日30分のウォーキング、もしくは、1.6キロくらいのジョギングをするとよいようです。
ハーバード大学の学生を対象に行った実験では、エクササイズを1週間に3時間すると うつ になるリスクが、27%低下したようです。
逆に、バイエルン市民を対象にした実験では、エクササイズをしない場合、うつ になるリスクが、3.2倍 増加したようです。
うつ になった患者を3つのグループに分けて、効果を観察しました。
- SSRIのゾロフト(抗うつ薬)を服用
- 週3回、1回30分の有酸素運動
- ゾロフトの服用と有酸素運動(上記2つ)
結果は、3つのグループとも同程度に改善が見られたようです。
運動は、薬の服用と違い、副作用がないので、推奨されています。
うつ になると 神経回路が 断絶されるようですが、運動によって回復されることが、証明されています。
運動しましょう!
最近は、オンラインでできるコースもあるようですよ^^
脳と腸の関係
腸は「第二の脳」とも呼ばれています。
腸は、独自の神経ネットワークを持っていて、脳からの指示がなくても活動することが出来ます。
脳腸相関という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
脳と腸がお互いに密接に影響を及ぼしあうこと脳腸相関といいます。
例えば多くの動物は、ストレスを感じるとお腹が痛くなり、便意をもよおします。
これは脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるからです。
逆に、腸に病原菌が感染すると、脳で不安感が増すとの報告があります。
また脳で感じる食欲にも、消化管から放出されるホルモンが関与することが示されています。
これらは、腸の状態が脳の機能にも影響を及ぼすことを意味しています。
最近では、病原菌だけでなく腸内に常在する細菌も脳の機能に影響を及ぼす、という研究が注目を集めているそうです。
便秘やガスが溜まるなど腸が異常を感じれば、すぐさま脳に届いて胃腸の働きを鈍らせることもあります。
腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを良くすると自律神経が整います。
また、自律神経のバランスが整うと腸の働きも良くなるそうです。
過去に、人間は、しばらく生の肉を食べていました。
生ものは、ダイエットにもなるほど、吸収されにくいのですが、それが、料理することで、消化のエネルギーが不要になり、大腸が小さくなりました。
そして、その分のエネルギーを脳に回すことができたので、脳が発達したという説もあるようです。
脳と腸の関係は、深いですね!
腸にもいいから脳にもいい
筋肉を動かすための燃料、エネルギー源をATPといいます。
ATPの原料は、脂肪とブドウ糖です。
ミトコンドリアが、酸素を使って、このAPTを作ってくれます。
筋肉細胞1つにミトコンドリアが、数千個も存在しているようです。
ミトコンドリアは腸に多くいますから、腸を健康に保ち、いい腸内環境をつくってくれます。
逆に、ミトコンドリアの元気がなくなると脂肪が蓄えられて太っていきます。
さらに、酸素が使われなくなり、それが、活性酸素となって たんぱくや脂肪を変異させたり、遺伝子情報を保管している核酸を傷つけてしまいます。
すると、それは、老化、ガンにつながるようです。
ミトコンドリアを元気に維持して、増やす有効な刺激は、運動だということです。
筋肉がATPを欲するので、燃料の酸素を余分に運んでくれて、ミトコンドリアが活発になります。
運動しましょう!
ご挨拶
皆さん、如何だったでしょうか?
運動大事ですね!
運動しましょう!
最後まで、お読み頂き、ありがとうございました!
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