ワクワクして仕事しよう!「仕事は楽しいかね? 」
デイル・ドーテンさん 仕事は楽しいかね? 読みました。
本書は、シリーズ化されていて、漫画での解説本も出版されています。
デイル・ドーテンさんは、1980年に企業し、その会社をマクドナルドやP&G、コダックなど大手有料企業を顧客に持つトップレベルの会社にまで成長させました。
1991年に執筆したコラムが、注目をあびて、執筆活動を始めます。
執筆活動のかたわらに、講演、従業員訓練、キャリア・セミナーなどを行っているそうです。
仕事は楽しいかね? の目次は、こちら ↓
1章 仕事は楽しいかね?
2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。
3章 試してみることに失敗はない。
4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。
5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。
「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのが
6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
11章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
12章 覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。
13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
14章 きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。
目次、長いですね^^;
話は、ストーリー形式で展開されます。
ある日、飛行機が吹雪のために、遅延して、その待機中に、老人に出会うことから始まります。
出会った老人は、なんと、企業のトップもアドバイスを求めるような人でした^^;
そして、その出会った老人から仕事に対するさまざまな教えを学んでいきます。
楽しく仕事したい人、仕事が楽しくないけど どうにかしたい人、一緒に読んでいきましょう!
仕事は、楽しいですか!?
明日は今日と違う自分になる
皆さん、目標はあるでしょうか?
目標を持っていると、自己管理ができてるような気がするものだそうです。
なんか、目標に対して、否定的なコメントにも聞こえますね^^;
自分の人生を管理する ことが、できるでしょうか?
老人は、人生において何をするべきか問いかけなくなったようです。
どうせ、人生なんて思い通りにならないからね
僕は、システムエンジニアですが、どんなに検討しても失敗することは、あります。
コロナウイルスによるリモートワークの普及など、誰が予想できたでしょうか?
人生なんて、確かに思い通りにならないのかもしれません^^;
そして、今日の目標は、明日のマンネリとも仰られています。
目標を達成すると、必ずまたそれが、マンネリになるということでしょうか?
ただ、一つ老人が掲げている目標が 明日は今日と違う自分になる です。
毎日、違う自分になるとは、どういうことでしょうか?
それは、”試すこと” を続けること だそうです。
試すことは、あっちこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、どうにかこうにか、あれこれやってみることです。
試して、いろいろ挑戦することで、”並の人”をやめることができます。
逆に、完璧とは、ダメになる過程の第一段階とも言われています。
それは、完璧である その事柄が、改善できない、他のものに抜かれるのを待っている状態と言えるからです。
環境を変える意味
ホーソーン効果というのを聞いたことがあるでしょうか?
ホーソーンは、ある工場の名前です。
そこで、生産高に関する実験が行われました。
いろいろな変化を与えて、何が原因で、生産が増減するのかといったものです。
結果として、変化するものが何でも、生産高は増したようです!
ホーソーン効果は、リサーチとしては、失敗だったが、教訓を残してくれたようです。
つまり、この結論から言えることは、 ”何か新しいことに挑戦しよう” ということです。
確かに新しいことは、楽しいかもしれません^^
もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
「薬販売していて、奥の部屋に入ったときに従業員が、売り物の薬を飲んでたらどうしますか?」
「船旅を終えて、テントを売りたいと思っているところに、探鉱者がやってきて、”ズボンあるかね?”と尋ねます。どうしますか?」
前者は、ジョン・ペパートンという方の話で、従業員のやっていることに興味を持ち、薬を水で薄めていることを知り、改良を重ねて、コカ・コーラを発明します。
後者は、リーバイス・ストラウトが、テントとして売ろうとしていた布で作ったオーバオールが、大ヒットして、今に至ります。
僕もいろんなチャンスを逃してるかもしれません^^;
問題を解決する
いったい何人の人が、最初に浮かんだいいアイデアを捨てて、さらに何十もののアイデアを考えだすだろう。
オルニーさんは、大学の教授で、大学での成績を上げるビデオ「やるきがあればAは取れる」を作り上げました。
売れた個数は、100万を越すようです。
その発端は、息子の成績でした。
大学で商法を教えていたオルニーさんは、息子の成績を上げるために、いろいろ試し始めたのです。
最終的に、息子は、優秀な成績で卒業することができたようです^^
そして、その勉強法を売るようになりました。
ある結婚式で、昔教えていた学生と席が隣になり、その話をすると彼は、娘の成績が気になっていたので、テープを購入したようです。
すると、娘の成績が、ぐんぐんと伸びたようです。
教え子は、テレビ局にコネがあり、勉強法がテレビで紹介され、週に千本もテープが売れるようになったとのことでした!
オニールさんが、やったことを整理すると下記のようになります。
- 問題を解決すること。
- 昔ながらの典型的なアドバイスを捨てること。(もっと勉強しなさい など)
- 積極的に試す人であること。
- あらゆることをやってみること。
- 心を開いて、やってみる価値のある事柄にどんどん気づくこと。
- 市場で商品を売って、あちこちで試してみること。
デック・フォスベリーさん という方は、背面飛びを始めた方だそうです。
メキシコオリンピックでは、金メダルを獲得しました。
このフォスベリーさんは、大学で、コーチに一回見放されています。
その後、あきらめずに試行錯誤することで、背面飛びが生まれるのです!
新しいスタイルを編み出そうなんて、考えもしていなかったんですよ。
僕はただ問題とその問題を取り払うことに集中していただけなんです。
問題を解決する。
大事なことですね!
感想
本を整理している途中で、本書を再読しました。
線とかが引いてあって、再読すると見る部分が、結構変わるな と感じました。
試す ということは、仕事の上でも、私生活においても 新しいことをすることなので、大変よいと思いました。
試した その連続が、違った自分をつくり、差別化されていくのですね^^
いろいろ、挑戦していこうと思いました。
今、オンライン販売に少し、興味があり、本をいくつか読んでいます。
輸入みたいなことを試しにやってみます!
また、自分の枠を超えた意見にも耳を傾けていきたいと思いました。
ひょっとしたら、大きなチャンスかもしれないですね^^
まず、変わろう、チャレンジしようと思うことも大事かもしれません!
<変わろう>とし始めたとたん、至るところにアイデアが見つかった。
・・・
あらゆる小説、あらゆるテレビ番組、あらゆるコマーシャルでさえもが、革新の源泉になる可能性をもっている。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました!
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