脂肪を燃焼!?「MCTオイルで病気知らずの体になる!」
宗田哲男さん、最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる! 読みました。
宗田さんは、宗田マタニティクリニックの院長をされています。
一回、地質学鉱物学を学び、地質調査を従事した後に医師になられています。
他にも、MCTオイルやケトン体(糖の代わりに、脂肪から作られるエネルギー)に関わる著書があります。
シリコンバレー式超ライフハックを読んで、MCTオイルを初めて知りました。
健康に良さそうなので、本書を読んでみました。
MCTオイルは、効率よくケトン体を生成できるオイルのようです。
MCTオイルに興味ある方、効果が気になる方、一緒に読んでいきましょう^^
最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる! の目次は、こちら ↓
第1章 MCTオイルの潜在的パワー
第2章 糖質制限のもとで起きるケトン体の働き
第3章 MCTオイルで病気を予防する①
第4章 MCTオイルで病気を予防する②
第5章 MCTオイルでこんな効果も!
MCTオイルとは?
MCTオイルの正式名称は、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)です。
ケトン体(糖の代わりに、脂肪から作られるエネルギー)を素早く作れます。
一般的な油は、長鎖に属し、吸収が遅く脂肪として蓄積されやすい傾向にあります。
つまり、まず、脂肪を燃焼させるのに、他の植物油よりもMCTオイルの効率がよいということです。
普段、エネルギーは、糖から生成されます。
そして、ケトン体は、糖が切れた時に、代替え的に利用されるようになっています。
しかし、このMCTオイル(中鎖脂肪酸)をとることで、ケトン体が使われるようになるようです。
ケトン体は、リスクが伴うという意見があるなか、著者は、そんなことは、ないと主張されています。
その理由として、人類が、もともと肉食メインだったことを挙げられています。
人類の700万年の歴史は、ほぼ肉食で、穀物が主流になったのは、ここ3000年くらいです。
肉から、タンパク質、脂肪をとって生活していた人類は、ケトン体回路がエネルギー源だったとのことです。
ココナッツオイルも中鎖脂肪酸に分類されているので、MCTオイルと呼んでよさそうです。
ただ、MCTオイルが、中鎖脂肪酸100%に対して、ココナッツオイルは、60%のようです。
ココナッツオイルは、ケトン体の血中レベルが、ピークを取得の3時間後に迎え、7~8時間も血液中に存在するようです。
対して、MCTオイルは、1時間くらいでピークに達し、滞在時間も3時間程度となっています。
なので、併用することで、長時間持続して、ケトン体を効率よく吸収できるようです。
両方とりたい!
MCTオイルの効果
本書では、全体的に 糖質制限 と MCTオイル取得(ケトン体エネルギー) を合わせて実施した際の 効果が紹介されています。
糖を制限し、MCTオイルをつかった効果をまとめると以下のようになります。
- ダイエット
- むくみ解消
- 偏頭痛の改善
- 認知症・アルツハイマーの防止
- うつ病の防止
- 癌の予防
- 老化防止
- 糖尿病予防
すごい 効果ですね!
糖尿病
糖尿病は、糖の制限が、大きく効果を発揮しそうです。
日本では、糖の制限ではなく、カロリー制限してしまう傾向があるようですが、著者は、糖の制限が必要だと主張されています。
著者自身、糖尿病を経験されていたのですが、糖質制限で改善することができたようです。
糖尿病当時に読まれた、「糖質ゼロの食事術」での1文を紹介されています。
「血糖値を上げるのは糖質だけである。糖質を摂らなければ、血糖値は上がらず、糖尿病にはならない」
現在は、朝と昼にMCTオイルを入れたバターコーヒーのみで、夜は肉を300gほど食べる生活をしているようです。
認知症・うつ
認知症には、MCTオイル(ケトン体)が、効力を発揮します。
認知症は、3型糖尿病と位置付けられるようです。
アルツハイマー病は、脳の神経細胞が、ブドウ糖を取り込めないのが原因という論文があります。
これに着目して、ココナッツオイルとMCTオイルを利用し、ケトン体によって症状が改善した例もあるようです。
脳がエネルギー不足になるのが原因なので、代わりにケトン体を利用しようということです。
国際科学雑誌の「Psychopharmacology」では、認知症ではない高齢者の認知機能が、MCTオイルを含むケトン食で向上した報告が公開されているようです。
うつ病は、血糖値の乱高下も原因の一つで、糖を制限することで、この乱高下が防げます。
しかし、糖を制限すると今度は、低血糖のリスクが発生します。
低血糖は、脳に最も影響して、不安感やだるさの原因となります。
糖を制限して、MCTオイルでケトン体を効率的に活用することで、脳に安定してエネルギーを補給できます。
ガン
癌細胞は、ブドウ糖がないと生きられないようです。
そして、ケトン体は、正常な細胞には、エネルギーとなりますが、癌細胞には利用できないようです。
なので、糖を制限して、ケトン体でエネルギーを補給できれば、癌細胞は、衰退していくとのことです。
また、ビタミンCは、糖と間違われやすく、癌細胞がビタミンCを吸収すると癌細胞を殺してくれるそうです。
糖を制限することで、ビタミンCが、癌細胞に取り込まれやすくなります。
さらに、ケトン体自身に、抗癌作用があるという報告もあるそうです。
逆に、インスリンは、癌細胞の増殖を促すようで、糖を取得して、インスリンが出ると癌のリスクは高くなることになります。
糖を減らして、MCTオイルとります!
MCTオイル入りバターコーヒー
MCTオイルもバターもコーヒー に入れる習慣は、ありません。
作り方が紹介されていましたので、一度試してみようかと思っています^^
- ホットコーヒー350ml にMCTオイル、または、ココナッツオイルを10ml~15ml 入れます。
- ギー もしくは、無塩バター もしくは グラスフェッドバター を15g 入れます。
- よくかき混ぜます。
感想
糖質制限をすると健康によさそうなので、制限したいと思います。
足りないエネルギーをMCTオイルで、脂肪から効率よく補うことができるようなので、しばらく やってみようと思いました。
他に、ココナッツオイルも同じような効果が見込めそうで、一緒にとっていきたいと思います。
ココナッツオイルは、20°C 前後で固まってしまうので、ホットコーヒーに入れて、MCTオイルをヨーグルトに入れてみます!
早速、アマゾンで購入してみました^^
MCT オイル (ほぼ、価格と評価で決めました。)
最後まで、ご覧頂き、ありがとうございました!
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