プロフェッショナルはストーリで伝える!どうやって?
ストーリで伝えることの大切さをよく耳にします。
ストーリーテリングは、プロフェッショナルが情報を伝える上で非常に効果的な方法の一つです。
ストーリーテリングを使うことで、情報を覚えやすく、興味深く、理解しやすくすることができます。
ストーリーテリングは、単にストーリーを語ることだけではありません。
情報を効果的に伝えるための技術やアプローチの総称であり、例えば、視覚的な要素や音響的な要素、感情的な要素を使って、情報を強調することもできます。
マーケティングや広告の分野でよく使われていますが、ビジネスや教育、政治など、様々な分野で利用されています。
ストーリーテリングを使うことで、人々に情報を伝えるだけでなく、彼らがその情報に共感し、それを自分自身の体験に結びつけることができます。
このように、情報伝達のみならず、コミュニケーションや共感を生むためにも非常に有用なツールなのです。
プロフェッショナルは「ストーリ」で伝える
シモンズ アネットさんが書かれたプロフェッショナルは「ストーリ」で伝えるでは、多くのストーリーが紹介されています。
シモンズ アネットさんは、マイクロソフト、IBM、NASAなどを顧客に持つコンサルティング会社、グループ・プロセス・コンサルティングの創業者です。
さまざまな組織に、いかにコラボレーションを活性化させるかを指導する一方、ビジネスシーンにおけるストーリーテリングの第一人者として、講演でも活躍されています。
本書では、ストーリーテリングを使うことでビジネスコミュニケーションにどのような効果があるか、そしてどのようにストーリーテリングを使うかについて詳しく説明されています。
著者は、ストーリーテリングを使うことで、聴衆が情報をより深く理解し、覚えやすくなると説明しています。
また、ストーリーテリングには、情報を説明するために必要なエッセンスを凝縮し、聴衆の共感を呼び起こすことができるとも指摘しています。
ビジネスにおけるストーリーテリングの重要性や、ストーリーテリングを使う際の注意点、さらにはストーリーテリングを活用して、プレゼンテーションやマーケティング、チームビルディングなどを行う方法についても詳しく解説されています。
総じて、『プロフェッショナルはストーリーで伝える』は、ビジネスストーリーテリングのエッセンスを網羅した、実践的で役立つ書籍となっています。
ストーリーブランド戦略
ストーリーブランド戦略の著者のドナルド・ミラー(Donald Miller)さんは、アメリカ合衆国の著作家、スピーカー、起業家、ストーリーテリングコンサルタントです。
彼は、自己啓発書やビジネス書を多数執筆し、特にストーリーテリングの力を利用したマーケティング戦略の開発で知られています。
自身が創業した企業「StoryBrand」を通じて、多くの企業にストーリーテリングに基づくマーケティング支援を行っています。
ストーリーブランド戦略では、ブランドのストーリーを構築するための7つの要素、ストーリーテリングを活用して消費者の心をつかむ方法、そしてブランドメッセージを明確に伝えるためのフレームワークなどが紹介されています。
著者は、ブランドストーリーを明確にすることで、消費者とのつながりを深め、ビジネスの成功を促進することができると説明しています。
ストーリーテリングをビジネスに応用する上での重要性や効果、ストーリーテリングを使ったマーケティング戦略の事例なども解説されています。
ストーリーブランド戦略は、起業家やビジネスオーナー、マーケティング担当者、ブランドマネージャーなど、ブランドストーリーをより効果的に伝えるためのストーリーブランド戦略について学びたい方におすすめの書籍です。
なぜ、パイレーツ・オブ・カリビアンは私たちの心を掴んで離さないのか?
なぜ、パイレーツ・オブ・カリビアンの続編が公開されると映画館に人々が押し寄せるのか?
なぜ、パイレーツ・オブ・カリビアンのチケットは世界中で売れるのか?
決定的な違いはジョニーデップがカッコいいから・・・ではありません。映画を作るのに膨大な作成費をかけているから・・・というものでもありません。また、ジャック・スパロウのキャラが独特で面白いから…でもありません。では、決定的な違いとは一体何なのか?
違いは「パターン」にあります
大ヒットするハリウッド映画には、必ず使われている”パターン”があります。実際にパイレーツ・オブ・カリビアンやスターウォーズなどの大ヒットする映画は必ず決まったパターンで作られています。その結果、2003年の世界ランキングで4位の大ヒットを記録。3作目では『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を抑え全世界で第1位になりました。
そして、このパターンは映画以外にも使えます。実際にAppleのスティーブ・ジョブズは商品のプレゼンをする時は必ずこのパターンでプレゼンを構成していました。その結果、iphoneは単品の商品では世界で1番売れた商品になりました。
このように、このパターンは映画以外にも商品を売る時にも使う事ができます。もし、私たちが商品を売る時に決まったパターンに商品の説明を当てはめるだけで売れるようになったら良いですよね。
そして、それこそがあなたに本書をオススメしている理由です。なぜなら、本書の目的はあなたに商品が売れるパターンを使って会社の売り上げを長期的に伸ばしてもらう事ですから。
どんなシーンでストーリーを語るのか?
ストーリーが大切で、効果があることは、わかります。
では、どのようなシチュエーションで、どのような話をすればよいのでしょうか?
自分がプレゼンテーションをするときは、その内容にそったストーリーを用意すればよいでしょう。
スピーチするような機会があれば、その内容にあったストーリーを用意すればよいと思います。
これだけ、効果的なストーリーであれば、是非日頃のビジネスシーンでも活用したいです。
営業先で、お客さんに対して語るストーリーは、どのようなものが適切でしょうか?
製品にまつわる話や機能の必要性に合わせたストーリーであれば、聞いてみたいかもしれません。
チームメンバーのモチベーションを高めるためにストーリーを利用できるでしょうか?
たとえば、毎週行われてるミーティングで、いきなりストーリーを話したら、少し不自然かもしれません。
ストーリーを話す場合は、着地点を決めておく必要がありそうです。
いい話は、いい話として、なるほどと思ってもらえるかもしれませんが、自分の目的を明確にするとより聞き手に受け入れてもらえそうです。
今、チームの状況がどのようになっていて、今後どのようにしていきたいのか?
大事なプロジェクトを始めたところなので、入念な準備を怠らないようにしたい。
士気が下がっているので、勇敢にチャレンジしていくようにしたい。
そこにあったストーリーを用意すれば効果が出そうですね。
本や物語で出てくるいいエピソードを話すのも良いでしょう。
テレビで見た内容や映画のストーリーも使えそうです。
人から聞いてよかった話を活用もできそうです。
日常あった気づきをストーリーとして話し、そこから提案に結びつけるのは、如何でしょうか?
せっかくのストーリーの力をいろいろなシーンで、活用していきたいものです。
ありがとうございました!
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