AI トラフィックって何?インターネットの次に来るもの?
みなさん、AI トラフィックって聞いたことあるでしょうか?
企業の指標となるインターネット・トラフィックの次に来るもののようです。
インターネットトラフィックに代わり、AI トラフィックが今後、企業の指標となるというのです。
ソフトバンクグループの過去の決算説明会では、インターネット・トラフィックと時価総額の相関図を表したグラフを用いたことがあります。
その中で、1995年から2018年まで、インターネット・トラフィックが増える中、インターネット企業の時価総額も1000倍と見事に相関しているというものでした。
AI 企業のトップ!
ソフトバンクグループの孫社長は、今後は、AI が生み出すネットトラフィック、すなわち「AI トラフィック」が、企業の時価総額と相関して伸びていくと予想しています。
つまり、AI は、単なる技術として利用されるだけではなくて、インターネットのように世界を変えていくということです。
さまざまな業界を変え、本質的な構造を変えていくということです。
そして、孫社長率いるソフトバンクグループが、時価総額世界1位を目指すべく、AI に力を入れています。
一時的に大幅減益の原因となったレンタルオフィスのWeWork 買収も実は、AI 企業としての買収の要素が多かったようです。
問題だらけだったWeWork もソフトバンクグループの手で再び、上場することが発表されました。
いつのまに!
最近、ZホールディングスグループとなったLINE もYahoo と共に、AI 人材を5年間で、5000人獲得すると発表しました。
AI ×自動運転を視野に入れて、主要なカーシャアリングサービス会社は、全てソフトバンクグループが筆頭株主です。
皆さんご存知のUber 、シンガポールを拠点にアジアでシェアNo1 のGrab、中国のDiDi、インドのOra 全てソフトバンクグループの息がかかっています。
AI 郡戦略
ソフトバンクグループは、郡戦略というものを用いています。
ソフトバンクグループを中心に、No.1 企業が繋がり、また、その企業を中心にグループ会社が存在します。
郡を構成する企業は、それぞれの分野のNo.1 でなくてはいけません。
孫社長が、ナンバーワンに徹底的に、こだわることが、孫社長の二乗の兵法にも明記されています。
ナンバーワンであれば、「戦わずして勝つ」こともできるのです。
そして、この群戦略は、企業が300年成長し続け、生き残るために必要な要素と言われています。
今後、AI 企業にフォーカスしていくことを表明しているとも言えます。
皆さんは、「ダイナミックプライシング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
需要と共有を予測して、値段をコントロールすることで、人間ではなく、AI が価格を決めていきます。
たとえば、ホテルであれば、近隣のイベント開催に大きく左右されます。
天気、季節、立地、時期なども影響しそうですね!
このダイナミックプライシングは、ホテルだけでなく、不動産やスポーツの観戦チケット、あらゆる産業に活用していくことができます。
つまり、このように、AI が全ての産業構造を一変させる可能性があるのです。
世界的な企業となったソフトバンクグループが、どのように勝ってきたのか、今後の世界がどうなっていくのか?
「ソフトバンクで占う2025年の世界」、一読してみては、いかがでしょうか?
ありがとうございました!
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