千葉じゃなくて?茨城にも落花生がある?
皆さん、落花生は、好きでしょうか?
落花生は、南米原産で東アジアを経由して、日本に入ってきたと言われています。
日本に入ってきたのは、江戸時代くらいで、主に食用として栽培されています。
花が落ちるように、地中で実を生むところから落花生という名前が付けられたのだそうです。
皆さん、落花生といえば、千葉と聞いたことないでしょうか?
逆に、千葉と言えば、落花生です。
そして、茨城といえば、納豆でしょうか。
落花生の収穫量は、千葉が1位で、80%ほどを、占めていますが、茨城が2位となっています。
特に千葉県中央部の八街市が生産量では日本一です。
茨城では、牛久市、阿見町などの県南地域で生産されているようです。
国内生産の落花生は、流通量として10%ほどだそうです。
落花生の90%が、外国産で、ほとんどは、中国産となっています。
国産の落花生は、高く1000円くらいするイメージがあります。
落花生に興味ある方、千葉だけでなく茨城の落花生にも興味ある方、ご参考ください。
カリカリして、おいしいですよね^^
千葉県産の落花生
千葉で生産されている落花生は、主に、千葉半立・中手豊・Qなっつ・おおまさり・郷の香(さとのか)の5種類です。
千葉半立(ちばはんだち)、中手豊(ナカテユタカ)、Qなっつが、煎りさや用です。
郷の香(さとのか)と おおまさりが、ゆで落花生用です。
最高級は、千葉半立 というブランドで、10月の下旬~11月初旬頃から収穫がはじまる品種。
地域によって価格が変わるようで、千葉県内だと1500円以下、東京だと2000円くらいだそうです。
大阪などの関西だと3000円近くするのだとか。。
千葉半立 は、栽培が難しく収穫量も少ないため高価です。
歴史も古く、千葉落花生ブランドを確立した品種と言っても過言ではないそうです。
千葉県は農林総合研究センターに、落花生研究室を設けています。
中手豊は、千葉県の落花生試験所で品種改良され生まれた品種です。
千葉半立に比べややあっさりとした味わいの中手豊は、やや大粒で見栄えも良く、殻も白くきれいに育ちやすいので贈り物に喜ばれます。
収穫量は、千葉半立に比べ2割くらい多く、価格が少し抑えられています。
Qなっつは、新しく出た品種です。(2018年)
アルファベットでPの次がQ であることから、ピーナッツを越すという意味でQなっつと名付けられています。
今までに無いくらいの分かりやすい甘みが特徴です。
見た目も中手豊に似て、やや大粒で見栄えも良く、贈り物に喜ばれるようです。
オンラインでも購入できるお店を紹介します。
鈴市商店さん
落花生専門店の鈴市は千葉県木更津市にお店を開いて130年以上。落花生取り扱い優良業者3店として千葉県知事より表彰。落花生農家と直取引で中間コストをカットし、自社工場で作った美味しい落花生を全国にお届けしております。
https://suzuichi-s.co.jp/s/
フクヤ商店さん
落花生の郷・八街市で落花生製品各種の卸・小売販売を50年商っております。 生産農家と協力し合いながら、美味しい八街の落花生を常に煎りたてで提供したいと努力しております。 今後とも、フクヤ商店をよろしくお願いいたします。
https://shop.rakkasei.com/
茨城県産の落花生
茨城では、落花生のイメージアップをするため統一ブランドとして、「筑波落花生(つくばらっかせい)」とされたようです。
茨城県では、県産落花生の品質向上推進に努めています。
品質向上啓発の資料を作成、配布により、県奨励品種「サヤカ」及び認定品種の「ナカテユタカ」の品質及び食味向上することを推進しています。
筑波落花生(さやか種)と筑波落花生(ナカテユタカ種)に力を入れてるんですね。
オンラインでも購入できるお店を紹介します。
豆のイケノベさん
昭和36年開業。自社農場で収穫した国産落花生を、自社工場で製造・加工まで行っています。熟練した職人がすべての生産工程において目を光らせており、高品質な製品をお客様にお届けします。安心でおいしい落花生(ピーナッツ)、ナッツ類を是非ご賞味ください。ご贈答やお返しの品としても喜ばれます。
https://www.ikenobe.jp/
今井落花生店さん
茨城県つくば山麓近郊は落花生栽培に適した気候風土に恵まれたおいしい落花生が出来る産地として長い歴史があります。
http://www.imai-rakkasei.jp/
当店はこの地域で50年以上に渡り、農家と契約栽培により集荷買い入れを行っている落花生の専門店です。
感想
国産の落花生の80%を占める千葉はやはり、大御所な感じがしました。
歴史も古いお店が多そうです。
千葉県で、栽培が開始されたのは、1876年だそうです。
茨城は、全国2位といっていますが、生産量10%くらいなので、まだまだ、これからかもしれません。
同じ日本なので、味は、似たものにもなると思いますし、特徴づけもできるのではないでしょうか?
はねだし しか食べたことがなかったので、ちゃんとした落花生も食べてみます^^
茨城産も食べてみます!
*はねだしとは、製造工程の選別作業中に拾い出された原料で、キズ、中実、ワレ等がある製品です。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!
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